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永代供養についてあじさいイラスト

子孫・家族が願うことは、ご先祖・故人の永遠の冥福

毎年、お彼岸には「家族が揃いお墓参りをする」というのが、古くからの日本の伝統であり、ごく自然に行ってきた風習でした。お彼岸、お盆、命日はもちろん、日頃から先祖を偲びお参りをされる方の姿もよく目にしたものです。

ご先祖や故人の冥福を祈るのは、子孫として家族としてごく自然な気持ち。しかし、家族構成や価値観の変化からお墓に対する考え方も変わり、寂しいことですがお墓を代々継承していくのは難しい時代となりつつあります。「先祖代々続いてきたお墓が自分の代で途切れてしまう…」「一人娘の自分ではお墓を守って行けない…」などの問題が起きたら…。

供養が続けられない事への不安、申し訳なく思う気持ちを解消し、後悔のない供養ができる永代供養は現代に合った「供養のかたち」として希望される方が多くなってきました。ご先祖や故人に健やかな気持ちで会うことが一番のご供養。お墓のことで悩んでいるのなら永代供養を考えてみませんか?当寺の永代供養をご理解いただき、故人、ご家族の希望に添えるよう、心を込めてご供養いたします。

写真約3000安置 毎月命日には供養をいたします。

日薩上人の御曼荼羅に見守られ、荘厳な輝きを放つ位牌群

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永代供養壇は平成2年、当山開山文明院日薩上人第百回忌報恩事業として建立されました。

当時、永代過去帳を調べると常住寺開山以来の永代供養仏は2,213を数えていましたが、連絡のとれる檀徒数は1割にも満たない83軒しかありませんでした。国内にその家は存在するのかもしれませんが、消息はない。これが時代の流れと言うものなのでしょうか。

「すべての位牌を奉納する」という当山の決意に賛同した、 篤志の方の手により実現したのです。江戸、明治、大正、昭和、平成の世を経て同じ金色をもって輝く永代供養壇は国内有数。耳を澄ますと位牌の諸霊が密やかに語り合っているのが聞こえてくるような気がします。生前、戒名を授与されて永代を申 し込む方もいらっしゃいます。

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